アトラクションデイズ

  なんでとか、そんなの関係無い。ただ君が、笑うだけだから。
« 12345678910111213141516171819202122232425262728293031»

--.--.--  <<--:--


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

No. スポンサーサイト / スポンサー広告 // PageTop▲

2009.07.29  <<15:45



「おっ・・おっ・・おっ・・おはよう・・っ」

いつもと少しばかり目線が高い教室を見つめながら紫紅は小さめの声で挨拶をした。
おはよー、と返してくるのはいつものような仲の良い女子じゃなく男子ばかりで
昨日まで友達だった女子達は少し恥ずかしそうに頭を下げたり微笑みかけたりする。
おかしいおかしいおかしい、昨日まで友達だったじゃん!
紫紅は内心溜息をつきながらも椅子に崩れるように座った。

「もう嫌だ・・・死にたい・・」

昨日まで友達だった人に色目を使われて、
昨日まで色目を使ってた人達に馴れ馴れしく話しかけられて・・もう頭の中がぐちゃぐちゃだった。
壊れてしまいそうだった。

「何か元気ないね?」

不意に声が聞こえて、紫紅は顔を上げる。
そこには、あの胡桃が立っていた。紫紅はあまりにも突然で目を大きく見開いて胡桃の顔を凝視した。

「えッ・・や、あの・・」

どんな顔をすれば良いんだろう、と思ったが胡桃は至って普通だった。
こういう人なのか・・・、あれ、そういえば私男になったんだっけ。
・・という事は、昨日のアレは無効?

「具合悪いの?」

心配そうな顔をしてくる胡桃。紫紅は苦笑混じりに微笑んだ。

「あ、いや、大丈夫。ちょっと寝不足なだけ」

紫紅の言葉を鵜呑みにした訳じゃないのか、ならいいけど、といいながらも胡桃は不安気な顔だった。
自分の席に戻っていく胡桃を見ながらも、紫紅は眉間に皺を寄せた。

「・・もしかして・・」

友達同士って事かな・・、と小さな声で呟いて、自分の頬を叩いた。
ラッキーとか思ってんじゃないわよ!私・・いや、俺!!!
そうだ、今は私ではなく「俺」で。胡桃君もそのまんまで・・。

「・・・・・はあ・・最悪ばっかり・・」

これならいっそ、女のままで、別の人を見つけれれば良かったのに。
こんな近づきかた、嫌だよ。近いのに触れられないなんて、地獄だ。
紫紅は溜息を零して、机に突っ伏したのだった。
←and more
No.23 / 未分類 / Comment*0 // PageTop▲

プロフィール

魔月 霰

Author:魔月 霰
ヲタクで腐女子、萌えない黒髪眼鏡。
真面目そうな顔してて頭の中は超腐ってます。
一応十代だが年より老けてると言われる。

ブログでは基本的にblの話ばっかりです。
軽く15禁です。苦手な方、御子様は観覧は御遠慮下さい

カウンター

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

拍手

拍手する

時計

インテリア 雑貨 エコロジー

リンク

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。