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アトラクションデイズ

  なんでとか、そんなの関係無い。ただ君が、笑うだけだから。
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2009.10.20  <<16:46



大分さぼってた 笑


++++++++++++++

「おい、てめぇ。」

不意に呼び止められたのは、放課後。
帰宅部の紫紅が家に帰ろうとした時の事だった。
振り返ると、そこにはものすごい形相の黒髪の生徒が立っていた。

「面かせよ」

「・・・はい?」


最悪・・というより、絶体絶命だ。
今、紫紅はその黒髪の生徒に「探偵部」というなんとも意味不明な部室に連行されてしまった。
そして、先ほどからその黒髪の生徒にじとーっと全身穴が空くほど見つめられている。
何か、怖い。私・・いや俺、殴られたりするのかな。
紫紅はびくびくしながらもその生徒を見上げた。

「あのー・・何か、用・・ですか?」

恐る恐る聞いてみる。
男にはなるし、変な人に変なとこに連れてこられるし・・。
女だったら、襲われちゃうかもキャー、とか思うけど。今、男だし。

「用・・だと?」

ギロリと睨まれる。死ぬ。死ねる。
紫紅は心の中で泣きながら必死に自分の心に鞭を打った。
落ち着け、落ち着けーっ!私はただ可愛いだけの女の子よー!
完全に自分が男という事を忘れてしまった紫紅は何とか相手から目を逸らした。

「何でてめぇ何かなのかが分からん・・むかつく」

生徒はゆっくり、ゆっくりと近寄ってきてもう紫紅の鼻の先まで来ている。
逃げなきゃ、と後ずさるが、もうそこは壁でどこにも行けない。
やだ、やだ、殺されるーーーっ!!!!
叫ぼうにも力がでない。足ががくがくする。
紫紅は思わず目をギュッとつぶってしまった。
その瞬間、急にガラッというドアの開く音と共に

「俺、参上~」

そんな、のんきな声が聞こえてきた。
そして瞬時にその声が璃呼だと分かり、紫紅は目を開けて視界の中に璃呼を入れた。

「・・・お前等何してんの・・?」

完全に男になりきっている璃呼は、不思議そうにこちらを見ている。
紫紅は慌てて璃呼の後ろに回り、黒髪の生徒を指さした。

「り、璃呼こ、この人がっ・・!」

さっきまでの恐怖で上手く舌が回らなかったが、ああ?、と未だに紫紅と邪魔をした璃呼を睨んでいる黒髪の生徒と紫紅を見て
何か分かったのか、あーなるほど、と璃呼は呟き黒髪の生徒の肩をぽんと叩いた。

「いや、俺は応援するけどね。そういうのは夜やんなさい」

ふふふ腐☆、と笑う璃呼。
違うってばーー!!!、と言いたかったが紫紅はただ立っているだけでやっとだった。

No.24 バラバラエキスパート! vol.3 / 連載 / Comment*0 // PageTop▲

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魔月 霰

Author:魔月 霰
ヲタクで腐女子、萌えない黒髪眼鏡。
真面目そうな顔してて頭の中は超腐ってます。
一応十代だが年より老けてると言われる。

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軽く15禁です。苦手な方、御子様は観覧は御遠慮下さい

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