アトラクションデイズ

  なんでとか、そんなの関係無い。ただ君が、笑うだけだから。
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2009.02.25  <<14:43


それでもそんな君が好き、だから


そ ん な 君 が 好 き だ か ら



全く君ってば、帰ってきてすぐ靴を脱ぎ捨てて鞄を投げ散らかして服も投げ散らかして
すれ違った瞬間に、ただいまと行ってきますを同時に言って、またどっかに出かけて行っちゃって
僕は、小学生みたい、と、やれやれ、と笑いながら靴を並べて鞄やら服を拾って歩いて
いつからお母さんになったんだっけ、と不意に考え込んで
君が出ていった後の扉を見て、また不意に淋しくなったりしちゃってさ。
だけど多分君はこの淋しさ何て気付いてないんだろうな、って思ったら
苛立つというより呆れてしまって、ははは、と独りでまた力無く笑ってさ。
それでもそんな君が好きだ、って公衆の面前で叫べる自信がある僕は多分相当おかしのかな?
・・なんて言ったら多分君は怒るんだろうけど。

ああまた君ってば、やっと帰って来たと思ったら
ご飯作りかけてるのに、腹減ったー早くしろー、って叫びだしてさ。
やっと二人でゆっくり話せると思ったら、一方的に何処の誰とも知らない友達の話を始めてさ。
それでも僕はうんうん、って相槌を入れてころころ変わる君の表情を眺めていた。
人の事を話す時、どうしてこんなに生き生きした表情なんだろうって君の話なんかそっちのけで考えてた。
もしかしたら、何処の誰とも知らないその友達に僕の話をする時も
こんなに楽しそうに嬉しそうに話してるのかな、何て
少し自惚れて夢見るくらいはいいよね?
そしたらこのつまんない話も楽しく聞けるような気がするよ。
なんていったら多分怒るよね・・。

それでもそんな君が好き、だから
胸が張り裂けそうな淋しさも 溺れてしまいそうな愛しさだって
きっと一人でも我慢できるし、乗り越えられるって思うよ

君の寝顔が隣にある、
そんな事実が続く限り

冷たい水が流れてて、それに手を付けて食器を洗う。
指先が氷るように冷たいけどもう、慣れちゃったかな。
君が不意に横にやってきて、何も言わずにジッと僕の手を見つめる
なに?、って思ったけどあえて何も言わずに食器を洗い続けた。
そしたら君が僕の服の端を掴んで小さな声で、ごめんな、って。
今度こそ本当に、何が?、って言って何故か無性に可笑しくて笑ってしまった。


「だって 君が好きだから、」


こんな事くらい平気だし この胸の痛みに比べたら、全然たいしたことないし。
思ったけど言わずにいたから、だから何も思う必要はない。
君は君のままでいいから、僕は君のママでもいいし。

だけど

「何だよ俺だって好きだよ」

真っ直ぐなその瞳が、
・・ああ、やっぱり
そんな君が、好きだから。

,,,,,,end
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魔月 霰

Author:魔月 霰
ヲタクで腐女子、萌えない黒髪眼鏡。
真面目そうな顔してて頭の中は超腐ってます。
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